先週の金曜日の平成31年(2019年)4月12日に現地で購入しました。
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和歌山電鐵では今年の2月2日から貴志駅と伊太祈曽駅で硬券入場券の発売を開始しました。
地紋の社章が上下逆さまな気がしますが、整ったデザインに紫色の明朝体の日付がよく合っています。
私は硬券の衰退期に切符集めを始めてダッチングマシンの使用を終えた駅での収集を繰り返してきたので、回転ゴム印の日付印字にも黒ではないインクの色にも違和感を感じずに切符集めを楽しんでいます

伊太祈曽駅の駅舎は、屋根も含め真っ白です。
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私鉄の木造駅舎としては決して小規模ではありませんが、この中に本社が同居していると思うと小さく感じます。

駅舎内の旅客スペースは私鉄の木造駅舎らしい良い雰囲気です。
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和歌山電鉄は車内精算方式を採用しているので、ここで集改札は行われません。

窓口には今回の硬券入場券の他に、2種の記念硬券セットが掲出されています。
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中段のA型硬券による記念乗車券は和歌山電鐵開業記念の乗車券で、利用可能期間はとっくに過ぎていますが、和歌山電鐵開業の平成17年から定価のまま発売されて続けているようです。

そして気になるのが上段の縦型のD型券です。昨年の10月6日からの発売なので、記念券様式ならば昨年から硬券入場券が発売され続けているじゃないかと思ってしまいましたが、
よくよく見ると‥
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「記念入場券」ではなく「記念硬券」・・
そして表記には「駅構内および(略)立ち入ることはできません。」って
入場券ではないようです。

猫の駅長はお休みでした。
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他の観光客は残念がっていましたが、私は目当ての硬券入場券を入手出来て満足顔で次の電車を待ちました。

伊太祈曽駅での30分間は、カラフルな電車を眺めて過ごしました。
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和歌山電鐵はあまり詳しくないので、猫耳の付いた電車があるとは知りませんでした。

さきほど下って行った「いちご電車」が貴志駅で折り返してきました。
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これに乗ります。
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伊太祈曽駅では普通乗車券は発売していないので、整理券を取って小銭を用意します。
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終点の和歌山駅到着で乗りつぶし&切符集めの小旅行は終了です。
以降は朝の粉河寺参拝に続いての、戦国武将が作庭した日本庭園鑑賞の旅に戻りました。