平成11年7月26日に現地で購入しました。
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この日は、縁起きっぷとして有名な吾妻までの硬券乗車券は収集していません。
当時私は独身で、愛妻家向けと思われる「愛しのわが妻」の語呂にかけた切符を買うのはちょっとためらいがありました。

愛野駅は後の平成29年(2017年)6月に無人化され、それから僅か1年3か月後の平成30年(2018年)9月に再有人化されています。


そして先月の令和4年(2022年)9月9日に23年ぶりに現地で再購入してきました。
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窓口に改札鋏があったので入鋏してもらおうかと思いましたが、極めて切れ味が悪かったので(後述します)チケッターでのスタンプ入鋏にしてもらいました。

先月は一緒に硬券乗車券を5枚購入しました。

両隣りまでの初乗り運賃の乗車券です。
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縁起きっぷ「愛しのわが妻」の、吾妻までの乗車券も購入しました。
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収集後は妻に見せること無くコレクションアルバムに死蔵しています。

券面中央に「幸せを愛しの吾が妻へ」と印刷されたA型硬券の幸駅→愛野駅→吾妻駅の縁起きっぷも売っていましたが買いませんでした。

適当にもう1駅選んで購入しました。
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4年前の、JRとの改札分離で窓口が出来た諫早駅での収集の後に行った諫早湾干拓堤防道路が印象的だったからか、窓口の上に掲げてある運賃表の駅名を見ていて景色がパッと浮かんだ干拓の里駅を選びました。

硬券の連絡乗車券も購入しました。
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先月の収集の時点では、愛野駅の硬券の連絡乗車券は長崎までの1口座のみでした。

JR連絡用に設備している補充片道乗車券も購入しました。
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購入の際に着駅は西諌早駅を希望しましたが「西諌早だと手書きになるけど喜々津だったら駅名のハンコがある」との事で、駅員さんに言われるがままに喜々津まで購入しました。Webで愛野駅発行補充片道乗車券を検索すると喜々津を着駅とした乗車券の画像が多数ヒットするので、駅員さんは収集目的での発券の際はいつも喜々津までを勧めていると思われます。

補充券はチケッターではなく改札鋏での入鋏にしてもらったのですが、切れ味が極めて悪くて鋏痕ができるまでカチャカチャと入鋏を繰り返したので、鋏痕の周囲がクシャクシャになっています。
この切符の入鋏の状況を見て、硬券はチケッターでのスタンプ入鋏にしてもらいました。

出札補充券も購入しました。
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出補は社線内用とJR連絡用があるとの事でしたが、違いが判らず社線内用のみ購入しました。同日購入の島原駅の社線内用と異なり、この切符の裏面に記載事項はありません。
そしてこの切符も妻に見せることなくコレクションファイルに死蔵しています。


先月の再購入の際の愛野駅です。
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愛野駅は付近の教会などと共に、日本ロマンチスト協会の本部とされています。

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券売機はありません。
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許可を得て乗車券箱を撮影させていただきました。
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愛野駅では締切作業時の赤鉛筆等での券番チェックの代わりに、橙色の厚紙を使って発券管理を行っています。
また、硬券入場券の駅名欄は無記入の状態で設備されていて、発券の際に駅名印を押していました。

そして常備硬券乗車券の設備状況ですが、先月9日の時点で三会駅までと松尾駅までの乗車券は硬券補充券での発売となっていました。他に硬券補充券の着駅欄に合うサイズの新しい駅名印が7駅分用意されていたので、今後はその7駅も硬券補充券での発売に切り替わる可能性があります。